京都の女子大生のYUME CAMP体験談【セブ島短期留学】
語学学校への英語留学、現地学校の授業参加、貧困層の子供たちとの音楽プログラムなど、現地の人々との交流をたくさん盛り込んだ7日間でセブを知り尽くすことができます。
初開催となった2019年9月のYUME CAMPに参加してくださった皆さんの体験談をご紹介します。
はじめまして、ちなです。
普段は京都の大学に通いつつ、ほとんどバイトと遊びの往復をするどこにでもいる学生です(笑)
海外経験は韓国、アメリカ、オーストラリアの3カ国に観光で行きました。ちなみに自慢できることではありませんが、英語はほとんどしゃべれません…!
YUME CAMPに行くと決めた理由
YUME CAMPに行くと決めたポイントは「観光では見れない側面を見れる気がする」という単純な動機で応募でした。
今まで行っていた観光だと観光客で溢れる場所や安全なところに行きがちで、現地の人と話す機会が少なく、その国の人たちがどんな状況でどんなことを考えているのか触れる機会がありませんでした。
そんな中、今回のYUME CAMPのことを知り、現地の学校やスラム街に行けるプログラムを見て「これは行かないと絶対に後悔する!」と直感で参加を即決。
セブに到着した日、初めての東南アジアで交通量の多さと独特の雰囲気に、カルチャーショックを受けたのはここだけの話にしておきます(笑)
セブ島で出会った子どもたち
早速1日目と2日目は朝から現地の私立学校にお邪魔させていただきました。
人見知りなので行きの車の中ではかなり緊張していましたが、子どもたちが無邪気な笑顔で迎えてくれたので人見知りする暇もなく打ち解けることに成功。(みんなありがとう!!)学校の子どもたちはとにかくピュア!あとセルフィーで写真を撮るのが大好きです!
一緒に授業を受けて、休み時間はおしゃべりして、バスケして、踊って、歌って。
とにかくみんなずっと楽しそうなんです。目をキラキラさせて、心の底から笑って生活していました。
それとすごく親切で優しい!
授業でグループに分かれてゲームをしたんですが、英語がわからないわたしをずっと気にかけてくれて何度も助けてくれたり、おしゃべりしている時にわたしの英語がうまく出てこなくてもなんとか理解しようとしてくれました。
セブ島のスラムでトリハダ体験
ツアー4日目にはNPO法人のセブンスピリットさんにお邪魔してスラム街に行きました。
正直なところ、それまで「スラムは危ない」「スラムに住んでいる人たちは笑わないんじゃないか」と勝手なイメージを持っていました。
でも実際にスラムに行くと街の人たちは笑っているのはもちろん、わたしたちに対して手を振ってくださる方もいました。
セブンスピリットの子どもたちの演奏は圧巻の一言で全身にトリハダがたったあの感覚は今でも忘れられません。
今回は半日という短い時間かつ、セブンスピリットさんによって信頼関係が築かれた街にお邪魔したので全てのスラムが同じではないとは思いますが、わたしの中でのスラムの印象は180度変わりました。
自由行動でアイランドホッピング
最終日は自由行動だったので友だちとアイランドホッピングに行きました!
ゲストハウスから港へ向かうGrab(東南アジア版のタクシー)のドライバーさんが現地は危ないからと着いて来てくれる事になり急遽3人旅に(笑)
(今回のドライバーさんがたまたま本当に親切な方だったので良かったですが、十分気をつけることは必要です…!)
わたしはシュノーケリングをしなかったので、友だちが泳いでいる間ドライバーさんとふたりでおしゃべりしたりして、今でもfacebook上でメッセージのやり取りをするほどの仲になりました!
YUME CAMPで学んだこと
YUME CAMPの1週間、たくさんの人とおしゃべりしました。
学校の生徒、先生、3日目に行かせていただいた語学学校の先生、セブンスピリットのスタッフの方々、セブンスピリットの子どもたち、アイランドホッピングについて来てくれたドライバーさん、今回泊まらせていただいたゲストハウスのオーナー、ゲストハウスの宿泊者の方々、そしてYUME CAMPのみんな。
育ってきた環境はもちろん、国も超えた交流はすごく刺激的でした。
そして帰国してから特に強く感じることがあります。
それは「裕福」とは数値で測れるものではないということ。
フィリピンの所得は日本と比較すると10分の1程度で、さらに国の中でも貧富の差がありました。
「日本に行きたいけどお金の問題で行けない」「too expensive」という言葉をYUME CAMPの期間中にいろんな人から何回も聞きました。
じゃあ彼らは裕福じゃないのかと言われるとそれもNOです。
アイランドホッピング中にドライバーさんと話していてすごく印象に残っていることがあります。
「なぜ日本人は自殺する人が多いんだ?」
これを聞かれた時はうまく答えられませんでしたが、今ならなんとなく答えが見えてきた気がします。
数値で見ると日本の方がフィリピンより裕福かもしれません。
でも数値で測れないところではフィリピンの方が日本より裕福なのかもしれません。
そう思うのは、セブの人たちと話していて彼らは、”ない”ものよりも”ある”ものを数えているように感じたからです。
日本にいるとお金にもモノにも溢れていて恵まれている事に気づきにくい。それどころかさらに足りないものを数えてしまいがちです(わたしだけかもしれませんが…!笑)
これからの自分はどう考えて生きていくのか、この発見はわたしの中で大きな発見になりました。
とにかく今は「行かないと後悔する!」と直感で参加を決めたあの日の自分を褒めてやりたいです(笑)
まとめ
この記事を読んでくださっている方の中には、YUME CAMPへの参加を迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
一足お先に行かせていただいたわたしが言えることはシンプルです。
迷うなら行くべきです!英語はどうにかなります!(笑)
今回同行してくださったクリエイティブイングリッシュの英語教師のNeoさんは「世界の共通言語は英語ではなく笑顔だ!」と話されていましたが、本当にその通りでした。
あの1週間、ほとんどジェスチャーと勢いだけで乗り越えました。それでも笑顔で受け入れてくれたセブの人たちの優しさには感無量です。
それよりも自分の足で行って、自分の目で見て、肌で触れて感じることは何にも変えられないものだと思います。
YUME CAMPに行ってなくなるものを数えるのか、YUME CAMPに行けば得られることを数えるのか。(考えるとワクワクしてきませんか!?)
最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまたどこかで。
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